あり方とやり方
例えば問題が解決していく時というのは、
「あり方」が分かった時だったりします。
子育ての事で悩んでいるお母さんは、
最初、
子供がこんな事を言い出したらこう言う。
ここまでやって、
子供が言う事を聞かなかったらこうする。
という具合に、
場面別の対処法を聞いて、
その通りにやろうとします。
これはいわゆる「やり方」です。
そうではなくて、
この子供に対して、自分が母親としてどうあるべきか、
自分の「あり方」が見えた時、
何が起きても
どう対応すべきか自分で判断がつくようになります。
そして腹がすわります。
ですが、
講座などでも始めから
「あり方」に気づいてもらうのは難しいのです。
なので「ワーク」という「やり方」を繰り返すことによって、
気づきを促しているわけです。